イリス、スタットピール社のナノ物質環境暴露量測定装置をNanotech2024にて紹介


株式会社イリスは、スイス・スタットピール社の開発・製造する、カーボンナノチューブの環境中の曝露量を測定するIdentifier CをNanotech2024展示会(2024年1月31日-2月2日)にて紹介いたしました。

 

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同社のナノ物質検出器は、ラマン分光法によりカーボンナノチューブやナノパウダー、ナノファイバー高精度検出に関して、日本をはじめとした各国で特許を取得しており、高性能センサーによりナノ物質の定量検出を可能としています。

今回ご紹介させて頂きましたカーボンナノチューブ曝露量測定装置”Identifier C”は、小型バッジに内蔵されたフィルタースライドにより、環境中に浮遊しているカーボンナノチューブを定量的に測定することが可能です。また作業ログの収集やデータベース化も自動的に行われるため、環境暴露量の日常的な測定が容易にできるようになります。

 

スタットピール社は、作業員または作業現場において簡単に使用可能なナノファイバーの集塵バッジの開発、そしてバッジからナノファイバーの確実な同定とデータ収集を同時に行う検出システムの開発をしております。ナノファイバー等危険物質のモニタリングおよび可視化することにより、今後起こりうる人体の健康上のリスクを回避・安全な作業環境の確保が可能になります。

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日本市場における販売・サポートは株式会社イリスが輸入総代理店として日本のお客様への提案活動を展開してまいりますので、今後ともご愛顧いただきますよう宜しくお願いいたします。